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シーミーの「沖縄重箱」

シーミーの「沖縄重箱」


スッキリと晴れ 気持ちのいい5月のスタートで

過ごしやすい季節ですね。


沖縄では4月から5月の連休にかけて

各家庭  または門中(むんちゅう)で行う「シーミー」の行事があります。





「清明祭」と書くのですが先祖供養の「お墓参り」を

親族そろってお供えをし お墓の前でご馳走をひろげ賑やかに過ごします。



お供えに欠かせないのが「泡盛」や「沖縄重箱」です。

「泡盛」は360mlサイズは便利です。


         



          お供えの沖縄重箱

シーミーの「沖縄重箱」









沖縄は「黒麴菌と琉球料理の世界文化遺産登録」をめざしています。

重箱は大切に受け継いでいく琉球料理です


私はお供えの重箱は仕出屋さんに注文しています。




重箱料理には7品詰める時と9品詰める時があります

写真は9品詰めたものです。

1.「豚肉三枚肉の煮つけ」
2.「結びこんぶの煮つけ」
3..「ごぼう煮つけ」
4.「かすてらカマボコ」
5.「赤かまぼこ」か「白かまぼこ」
6..「揚げ豆腐」
7.「さかなの天ぷら」
8.「ターイモ」
9.「豚ロースの煮つけ」か「こんにゃくの煮つけ」



煮つけはそれぞれ別々に下ごしらえをし煮含め丁寧な料理で

詰め方も 各食材 幅 高さもサイズを揃えて綺麗です。 

もう一つの同じ大きさの箱は「お餅」が15個詰められています。

(お餅の代わりに おにぎりで代用してもいいので うちはおにぎりをお供えしています。)



シーミーの「沖縄重箱」


お供えした後 ウサンデー(お供えをお下げする) して皆で分けていただきます。



詳しい作り方はないのですが重箱が掲載されていますので参考になります

(沖縄友の会 琉球料理グループ)発行

シーミーの「沖縄重箱」






追記

シーミーは各家庭によって4月の週末 5月連休に皆の都合のいい日を決めて

行います。

門中(むんちゅう)と呼ばれる親族で

大きな亀甲墓を所有しているのが多い沖縄ですので

シーミーは一大行事です。



私達は門中墓ではないのですが毎年4月の第何曜日と決め

親戚の予定にいれてもらい

「沖縄重箱」「お餅」「果物」「お菓子」「飲み物」など

1週間前から注文や当日の受取り時間など打ち合わせし

ピクニックのように楽しんでいます。

今年は雨で

お墓でお供えだけして家でゆっくり集まりましたが

ご先祖様は喜んでくれたでしょう。

 
シーミーの「沖縄重箱」








 
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