てぃーだブログ › ホッと 泡盛 「時雨」 › お酒 › 1%は天使の分け前

1%は天使の分け前

識名酒造は古酒をしばらく販売してなかったのですが

「クースの日」に寄贈した古酒の評判がよかったので

蔵内だけで「限定販売」することにしました

          「2003年貯蔵 古酒29度」です

1%は天使の分け前




度数が「29度」の10年古酒でまろやかに熟成していますので

ストレートで味わっていただきたいです



何故「29度」?

蔵の奥で2003年から30度で貯蔵していた泡盛が

10年で1%の度数が下がり29度になりました



丁度「泡盛倉庫」の店主の比嘉さんが酒造場にいらしていて

29度の話をしていたら1%度数は「天使の分け前」ですよ教えてくれました




先代は量や度数が減ったら「神様の取り分」と言っていましたが


2003年貯蔵の度数1%は「天使の分け前」として「29度」で販売することにしました






   「天使の分け前」

ウイスキーなどが樽の中で熟成されている間

年2%ほど蒸発して量が失われる分のこと。

10年・20年ものと 年数を重ねるごとに

ウイスキーは味わいも増し それとともに天使の分け前もましていく。




同じカテゴリー(お酒)の記事

この記事へのコメント
1%の違いに込められた泡盛の魅力ですね♪

泡盛話で『カメに入れておいて10年たってみたら半分になってたよ』という方がいますが、『沖縄の天使は大酒飲みですね♪』と返答しています。
(実際は管理不足だったり、飲んでたりだと思いますが(*_*;)

識名酒造さんの天使は、毎日心を込めて泡盛作りをする杜氏さん達を見ているので、大事に少しだけ飲んでくれたようですね笑。

素敵な古酒を大事に扱わせていただきますm(__)m
いつもありがとうございます。
Posted by 泡盛倉庫 比嘉 at 2013年11月03日 00:55
比嘉さんの「天使の分け前ですね」の一言が

「1%の素敵なストーリーのある古酒」をつくってくれました。

ありがとうございます。
Posted by fukumimifukumimi at 2013年11月03日 15:19
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。