諸喜田君の「七福で一生満たされる」5升甕
息子の高校時代の同級生 諸喜田君の結婚式がありました。
沖縄では結婚披露宴の時
お祝いの壺にお酒を詰めるセレモニーがあります。
諸喜田君は
その時のお酒は友人の「時雨」を詰めたいと
プランナーさんに希望してくれました。
識名酒造で諸喜田君と打ち合わせの時
お二人としては、ご招待したお客様全員にお酒をいれてほしいとの希望でしたが
お祝いの甕は「5升壺」で9000mlです。
沖縄の結婚式は、ご存知のように盛大で
招待するお客様も450人とのお話でしたので
計算機片手に希望にそえるよう話し合いました。
テーブル席は42卓でしたが
少し多いので40卓で計算して
1テーブルから代表でお一人でてもらうと40人です。
その方々お一人お一人に1合のお酒をカメにそそぎいれてもらい
新郎・新婦様で、1升のお酒でカメを満たすことしました。
1合は180ml×40人=7200mlになります。(七福のごろあわせができました。)
そこに1800mlのお酒を入れるとちょうど9000ml・5升になります。
お祝いにきてくださったお客様から七福をもらい
新郎・新婦様の1升で満たすので、
「七福で一生満たされる」 の素敵な数字の言葉ができました。
1合瓶を40本ご用意し、カメの横に飾る「時雨」と「歓(よろこび)」も水引きでお祝いです。
高校の同級生同士のカップルで
招待されていた息子は結婚披露宴に感動し泣きっぱなしだったようです。
後日、お父様とご一緒にフタを密封仕上げに来てくれ出来上がった壺です。
諸喜田君、弥々さんと素敵な家庭を築いて下さいね。
末永くお幸せに。
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